« 2009年7月23日 釧路から自宅へ | トップページ | ランドナーの楽しみ方 »

2009年8月 6日 (木)

北海道ツーリングを振り返る

長い間、駄文やらヘタクソな写真のレポートにお付き合い頂きありがとうございました
m(_ _)m

昔からの夢であった自転車でのキャンプツーリングがやっと叶った北海道ツーリング。
いまひとつ天気には恵まれませんでしたが、こればっかりは仕方ありません。

さて、私なりに今回のツーリングで思ったことを書きなぐっていきます。

自転車のこと

2009080633


1.荷物バランス
今回かなり悩まされました。
荷物のバランスよりも出し入れの便利さを考え、各バッグにそれぞれ使用目的別にパッキングしました。

バッグ1:衣類
バッグ2:マット、シュラフ
バッグ3:食材、米
バッグ4:調理器具


こんな感じ

しかし、そうなると重さがバラバラ。
この状態で走ると自転車が左右に振られて下りとかで怖くてスピードが出せません。
特に4バッグ時には各々のバッグの重量バランスを考えてパッキングした方が良いと思います。

2.パンク
幸いパンクはありませんでした。
念のためチューブ2本とパンク修理キットは持参しておりました。もしもの時に備えてリスクはいろいろと考えておいた方が良いと思いますが、荷物の量との兼ね合いが難しいですよね。
ちなみに今回のコースでは自転車屋さんは1軒も見ませんでした(笑
ただエンペラーのタイヤサイズはママチャリと同じなので、最悪ホームセンターとかでもチューブなどの入手は可能かと思います。(リムの穴を英式バルブが入るように拡大しないといけませんが)
さすがに今の道路状況を考えると予備タイヤまではいらないかと。

3.1日の行程は100kmを限度に。
普段の感覚で1日で100kmくらいは余裕だろうと思っていたのですが、見積もりが甘かったです(笑
ランドナーキャンプの練習で荷物を積んで100km以上の走行もありましたが、これが毎日のように続くとやはりかなり厳しいです。
また、移動に追われてなかなか道中でのんびりできなくなってしまいます。
日程などの予定もあるかもしれませんが、80kmくらいにして余裕を持って走ったほうが楽しいと思います。
私の場合、最初の2~3日は平均速度は頑張って13km/h~14km/hでしたから(笑

4.補給場所に注意すべし
車などで回っていると北海道に多くあるセイコーマートはそこらじゅうで見かけます。
しかーし、自転車の場合見かけても1日に1~2件という時が多かったです。
なので、見かけた時点でそれが午前中であっても夕食の食材などは確保しておきました。
車やバイクの場合はキャンプ地に着いても、買い出しに行く事は可能かもしれませんが、自転車では無理です。
無理というか多分気力は起きません。
食材の予備などは積んで移動した方が無難だと思います。
なにしろ我々のガソリンは食い物ですからね(笑


キャンプのこと

2009080634

1.ゴミ処理は責任を持って。
一番最初に書きましたが、北海道を旅するにあたってびっくりしたのはゴミ問題です。
コンビニにもゴミ箱がある場所は少なかったです。自販機の横などにもありません。
なので、コンビニや自販機ででジュースや弁当を買っても捨てる場所がない。
後で聞いたら、コンビニの場合、買ったもののゴミは引き取ってくれたようです。

その中で聞いた話ですが、こうなった原因として大きいのが車(主にキャンピングカー)で回っている人のマナーが原因だそうです。
彼らはキャンプ場とかには泊らず、主に道の駅などで宿泊します。もちろん道の駅にもゴミ箱はありません。
そうなると捨てる場所は行く先々のコンビニなどのゴミ箱になるようで、空き缶、ペットボトルは我慢できるとしても生ごみなどを平気で捨てて行ってしまうそうです。
キャンプ場を使用していれば、だいたいのところはキャンプ場指定の分別などを実施すれば捨てる事が可能なので、そこで完結できます。

また、ゴミに限らず道の駅で洗濯物を干していたり見苦しい輩も多かったです。
私自身、キャンピングカー、車中泊には興味があった時期もあり、そういう旅も理解できます。
しかし残念ながら実際に見たり聞いたりすると考えさせられます。
道の駅では最近ナンバーのチェックも実施しているそうなのできちんとマナーは守ってもらいたいものです。

2.テントは前室付きがベスト
今回、残念ながら雨が降った日が多かったです。
私が持っているスノーピークのテントは前室があるにはあるのですが靴が置ける程度で、そこで調理をするのはかなり厳しいです。もしもそこそこ広い前室があればそこで調理なども可能なので雨の時の過ごし方も変わるかもしれません。
そんな訳でもしもテントを買うなら多少重くても前室がちゃんとあるものをオススメします。

3.ガスの消費量
今回のツーリングではPRIMUSのP-171というガスバーナーとそれにカセットガスを接続するアダプターを使い家庭用カセットガスを使いました。
持参したのは250g缶を2本。
結局、1本半程度消費しました。
当たり前ですが、キャンプ用のガスはなかなか売っていません。
なのでカセットガス用のバーナーかカセットガスを接続するアダプターなどを用意しておいた方が良いと思います。

4.調理器具に関して

2009080635

今回のツーリングで持参したコッフェルはスノーピークのトレック900とチタンソロクッカーとチタンシングルマグカップ、そしてトランギアのメステインでした。
でも結局使ったのはメスティン、トレック900の蓋、ソロクッカーのカップ、シングルマグカップだけでした。
自転車ツーリングとなるとレトルトがどうしても主流になり、温めるのにクッカ―が必要かと思ったのですが、結局、レトルトは米を炊く時にメスティンに上に置いておけば十分温まるので、あえてお湯で温める必要はありませんでした。
そのメスティンですが、作りなどはボロですが米はうまく炊けるし四角くてパッキングも楽なのでかなりオススメです。欠点としてはテフロン加工などしていないので少々洗うのが面倒です。
今回のツーリングであればメスティンとマグカップだけあれば十分だったと思います。

5.娯楽機器に関して
私は携帯ゲームとかやらないし、テレビもほとんど見ない人です。
でも、やっぱキャンプでの暇な時間はラジオくらいあった方が良いです。
静かな夜に静かな語り口のNHKラジオをなかなかマッチします。
天気予報を聞くこともできますしね


その他、どうでも良いこと

2009080636

-雨合羽はそれなりに良い物を
-グリコのレトルト中華丼はウマー
-カラスを見たら食い物を狙っていると思え
-北海道の蚊やブヨはかなり手ごわい、刺さるとかなり痒い
-時期にもよるけど虫よけ必須
-自転車のライトとテールランプは性能の良いものが必須
-ファブリーズを小さなスプレーに入れて持っていくと良いかも(自転車乗りは汗をかくのでどうしても臭くなるw)
-シープリーズをスプレーに入れたのも便利です。虫よけにもなるし、風呂に入れなかったった時でも気分的にさっぱりします

最後に…

私はカーボンのロード自転車、アルミのロード自転車も持っています。
それはそれで良い自転車なので、調子こいてヒルクライムとにも出ていました。
しかし、出るたびにこれは私がやりたい事なのか?という疑問はありました。
そんな時にワニガメさんに釣られてエンペラーを購入。
近場を走ったり、1泊でキャンプツーリングなどをして、やはりこれこそ私が求めていた自転車遊びだと再認識しました。

自転車ツーリングの移動範囲は車やバイクよりは狭いし大変かもしれません。
でも、その道中で車やバイクの人には見つけられない小さな発見がたくさんあります。
今の時代、楽で早くていろいろな所を楽しむ旅行が流行りなのかもしれませんが、たまにはこういう地道な旅を見直してみませんか?
きっとどんな旅よりも思い出に残ると思いますよ。

それに若い方にもっとこういう旅をしてもらいたいです。
私のように歳を食ってからではなかなか無茶もできません。無茶ができるのも若者の特権です!

20090806444


それでは、皆様も良い旅を!

|
|

« 2009年7月23日 釧路から自宅へ | トップページ | ランドナーの楽しみ方 »

北海道ツーリング」カテゴリの記事

コメント

う~ん、あかさん!「いつか私も再び自転車で北海道に」というささやかな夢に希望を与えてくれましてありがとうございました。
いつその日がやってくるかわかりませんが、このレポート、を参考書として大切に保管しておきます。北海道ツーリング&長文お疲れさまでした!

投稿: noahpon | 2009年8月 6日 (木) 19時26分

前のコメントにも書きましたが、今回のレポートは非常に参考になりました。

しかも、最後に重要点をまとめていらっしゃる。
これは本当にありがたいです。

ランドナーかロードか。
これは僕自身がとても悩んでいますが、僕はカメラがあって始めた自転車ですし、正直レースより満点の星空の下にテントを置いて過ごすほうが性に合っていると感じます。

それに、2週間以上の長期ツーリングとかになると、社会人になってはなかなか経験できませんしね。

そう考えたら、大学生の間はカメラを片手にランドナーで旅をして、社会人になって稼ぐようになったらフルカーボンのロードでも乗り回そうかと考えています(笑)

でも、きっとその時もランドナーとカメラは手放せないだろうなぁcatface

本当にお疲れ様でした!!
いつかは分かりませんが、僕もいつの日にか旅に出てレポートを書くのでその時は是非読んでくださいね(^^)

投稿: Indigo | 2009年8月 6日 (木) 19時45分

こんばんは!
長旅&レポートお疲れ様でした。とても興味深く楽しく拝見させて頂きました。ある意味究極のツーリングですね?若い時に出来なかった無理と大人になって出来る贅沢と…
私的にはYHの様変わりに驚きました。お決まりのミーティングでギターで大合唱とか…無いんですね?(笑) 摩周湖YHのクワガタ音頭とか出るかと期待しちゃいました。

北海道特有の風景は…しばらく後ひきますますよね?(笑)
昔を想い出して楽しいレポートでした。有難うございました。

投稿: ゴエモン | 2009年8月 6日 (木) 20時43分

とても楽しいレポートありがとうございました。
ますますランドナーが欲しくなりました。
次回、北海道にお越しの際はぜひ富良野の方にも立ち寄ってください。歓迎いたします。
今後も拝読させていただきます。

投稿: yasu | 2009年8月 7日 (金) 12時43分

noahponさん
ぜひまた行ってみてください。本州とは違った風景、環境で感動することは間違いないです。
それにこういうランドナーツーリングが非常に似合う場所です。私もまたいつか…

Indigoさん
私の考えでは若い時こそ長期の自転車ツーリングに挑戦してもらいたいです。ロードで走るのは別に歳をとってからでもヤル気さえあれば乗れます。
でも、長期のツーリングは休みが取りやすい若い時しかできませんからね。
貧乏旅行も楽しいものですよ

ゴエモンさん
YHは大きく変わりましたね。
これが良いのか悪いのか私には解りませんが、確かに今の客層を見るとギターと歌って訳にはいかにようですw
ちょっと残念な気もしますが、仕方ないのかもしれません。
ちなみに礼文島の桃岩荘はまだこの伝統が続いているようです。

yasuさん
ぜひランドナーに乗ってみてください。
今は一部マニアの方が様式美に拘り細々とランドナーを持っているようですが、私はやはり乗ってなんぼと思っています。別に高級な自転車でなくてエンペラーみたいなランドナーを乗り回す人が増えてくれればなぁと思っています。
富良野は今回行けませんでしたが、次回は行ってみたいです。でも丘が多そうだなぁ

投稿: あか | 2009年8月 7日 (金) 19時31分

詳細なレポートありがとうございました。
特に知床峠の写真が印象に残っています。
とてもきつそうな雰囲気が伝わってきました。
「俺は何をやってるんだ!」とか思っても後で思い出すと・・・とお察し致します。
ゴミ問題も一人一人できる事からしないといけないですね。

車遊び、自転車遊び、人間いくつになっても遊びたりないですね。
私も見習わせて頂きます。

投稿: 山丘 | 2009年8月 7日 (金) 23時40分

いつもながら今回もすごく為になるレポートありがとうございました。
やはり野外一人旅ってなんかどきどきしていいですよね!!

投稿: てっく | 2009年8月 8日 (土) 13時11分

時々ですみませんが、拝見させて貰ってます。
 ところで始めてのコメントで失礼ですが、モンベルのリアサイドバッグ、ニットーのキャリアのフレームにうまく取り付けられましたか、少し疑問なんです。

投稿: cancan | 2009年8月 9日 (日) 20時41分

山丘さん
知床峠はほんとこんな悪天候の中何やってるんだ?って気持ちでした。
しかし、いままでの自転車遊びで印象に残っているのは辛いものばかり。
これも一生忘れない思い出になりそうです。
でも、晴れた時も走ってみたい(笑

てっくさん
考えてみれば一人でのテント旅は初めてでしたが、それはそれで楽しかったです
ランドナーには一人旅が似合いますよね

cancanさん
私のモンベルのサイドバッグは旧型で金具のフックで留めるものなので日東のキャンピーにも装着できました。
今のは工夫しないと難しいかもしれませんね

投稿: あか | 2009年8月 9日 (日) 22時08分

久しぶりに投稿します。北海道ツーリングいいですねー☆ 自分も北海道(札幌)に住んでたんでなんだかすごく興味を持って見ています。それとちょっと思ったんですが、キャンプ場とかっていうのは夜とかは怖くないんでしょうか? 他にもキャンプされてる方はいたんでしょうか?

投稿: ケッキー | 2009年8月10日 (月) 00時23分

ケッキーさん
キャンプ場の夜はそんなに怖くないですよ。
どんなキャンプ場でもいちおう電灯はありますから。
林道脇の野営を一人でとなると、やっぱ心細くなりますが(笑

投稿: あか | 2009年8月10日 (月) 18時44分

>あかさん 

そうなんですかぁ、電灯あるんならいいですね☆ 夏とかならまわりにもキャンプされてる人いそうでいいですね。 

投稿: ケッキー | 2009年8月10日 (月) 21時51分

ケッキーさん
電灯と言っても場所によってはトイレくらいにかありません。
でも夏であれば、滅多に一人ということはないと思いますよ。

投稿: あか | 2009年8月11日 (火) 21時52分

失礼いたします。
前半部分は個別に、後半部分はまとめてですが読ませていただきました。最後のまとめもすばらしく、感動して、思わず涙しちゃいました(^^;
自転車に何を求めているんだろうって、思わず自分自身を振り返っています。

投稿: Kac3 | 2009年8月13日 (木) 18時53分

kac3さん
感動して頂けて感無量です(笑
自転車にもいろいろな楽しみはあると思います。
その中でも私は一番ツーリングが好きです。
車や電車で行く旅もありますが、自転車は道中も楽しめます。ただ時間がかかるのが難点ですね(笑

投稿: あか | 2009年8月13日 (木) 21時43分

はじめまして。
素晴らしいレポートです。
一気に読ませていただきました。

私もエンペラーに乗っていますが、まだキャンプの経験はありません。
それでも近いうちには、と考えています。

楽しいだろうなぁ(^^)

と改めて思いました。
ありがとうございました、そしてお疲れ様でした。

投稿: kenken72 | 2009年8月20日 (木) 01時18分

kenken72さん
読んで頂きありがとうございました。
エンペラーにお乗りなんですね!
ぜひ、キャンプツーリングに挑戦してみてください。
結構面白くてハマリますよー

投稿: あか | 2009年8月22日 (土) 18時00分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 2009年7月23日 釧路から自宅へ | トップページ | ランドナーの楽しみ方 »