【9月17日 22:50追記】
埼玉と群馬の県境、おそらく埼玉の一番奥にとある鉱山があります。
この鉱山の関係者がお住まいの集落はまるで昭和で時が止まったような雰囲気を醸し出しております。
全て廃墟と思っている人がいるほどです。
そんな訳で今回は鉄の自転車でその集落を訪れてみることにしました。
前日は飲み会で帰りが少々遅くなり予定の5:00起床が怪しくなってしまいました。
予想どおり2度寝してしまい起床したのが6時30分。
空も微妙な感じだし、起きたのも遅かったので悩みましたが時間のリカバーは輪行でなんとかなるし(と言うか早起きしても輪行だったでしょう)、貴重な休日なので出発することにしました。
最寄り駅で自転車を袋詰めし、一路小川町へ。爆睡している間にあっという間に小川町に到着。
うーん楽チン
ちょうど寄居行きに連絡していたので、寄居行きにも乗ってしまいましょう(笑
寄居に到着して駅前で自転車を組んで出発です。
長瀞沿いを進み、秩父市内へ。
秩父市内を過ぎて大滝村の道の駅で少々休憩。
道の駅大滝を過ぎると雁坂への分岐に到着です

ここから登りが本格的に始まります。
車で何度も通っている雁坂への道ですがいつも夜中とかに通過するのでイマイチ斜度とかの印象が薄い。
不安を抱えながらも進みますが、思ったほどの坂ではなくマイペースで気持ちよく進めます。
ダム工事の警備員の方に「山梨側には自転車では行けないよー」と声をかけられましたが、中津川方面に行きますと返事。(雁坂トンネルは自転車通行禁止です)
遠くにループ橋とダムが見えて来ます。

そして山の中に現れる巨大なダムとループ橋に到着。


ループ橋を越えてアップダウンをこなすと中津川方面への分岐が現れます。
昔はダムの下に雰囲気の良い道があったのですが少しづつ整備されてしまい、今は立派な道路ができてトンネルで山を突っ切って中津川方面に行くようになってしまいました。
途中から旧道と合流して中津川の渓流を眺めながら進みます

そして、本日のメインの道である八丁峠への分岐に到着します。


入り口のトンネルを抜けて一段と山奥の雰囲気になった道へ入ります


ここからは上野大滝林道の一部になっており、鉱山までは大型車が通るために道は荒れており、なおかつ道も狭く走るのに苦労します。

大型車が来たら自転車から降りて道の隅に寄り大型車に道を譲ります。


いつ来ても雰囲気の良い渓流沿いの道、そして内部は素彫りで凸凹したトンネルをいくつか通過して、上野大滝林道の分岐に到着。

険しい場所に作られた雁掛トンネルを抜けると鉱山地帯に入ります。
そしてしばらく進むと鉱山の福利厚生施設がある場所に到着します。
ここにある郵便局は木造でなかなか雰囲気のある建物です。


共同浴場などを過ぎると小さな集落が見えてきます。朽ち果てた建物も多いです。
そんな建物からいきなりカメラを持った人が出てきたりしてビックリします。廃墟マニアか??
そしてまだ人が住んでいる集落に到着。


静かな集落の中にかろうじて人が住んでいる気配を感じます。


あまりウロウロするのも良くないので適当に切り上げ八丁峠を目指します。

ここから金山志賀坂林道に入ります。
傾斜が少々厳しくなりますが、登れないことはなく淡々と進みます。

この辺りから雨がポツポツと降ってきて嫌な感じ。
目指す上の方は霧で見えません。
いくつかのヘアピンカーブを抜け、傾斜が緩やかになってそろそろピークかな?と思ったところ現れた八丁トンネル。

実は今回のコースでかなり不安だったのが八丁トンネルでした。ここはいつ走っても霧が凄くて不気味な上に良くない噂も耳にするので非常にビビッておりました。
バイクが入って行って、しばらくしてから意を決してLEDのライトを点灯してトンネルに突入します。
心細い電灯はあるのですが真っ暗で何も見えません…
LEDライトなんぞ何の役にも立ちません。
トンネルの出口ももちろん見えません…
永遠に暗闇が続きます。
異様に寒いです…
気温の他にも理由があるかもしれません。
真っ暗の中を進んでいると感覚が麻痺するようで道も壁も解らなくなってきます。
まっすぐ走っているのかどうか解らなくなります。
早く抜けたくてスピードを出したいのですが、感覚が麻痺して危なくてスピードも出せません。
そのうち変な声のようなものも聞こえて来ます…
あれは何だったんだろう??
考えない方が良さそうですね(笑
こんな場所に来た事を激しく後悔し恐怖にビビリながら進みます。
すると前方からバイクのライトが近づいてきます。
そしてすれ違いざまにUターンしてきて「このトンネルは自転車のライトじゃ危ないので、先導してあげますね」と言われました。
まさに地獄に仏!
この方は先に通過した方でバイクでも危険だったので、わざわざUターンして先導をしに来てくれました。
本当に助かりました。
丁寧にお礼をし心優しいバイクの方は去って行きました。
(しかし、後から冷静に考えるとそのバイクのエンジン音って全然印象にないんだよなぁ…、トンネルの中のバイクは結構音がするはずなんだが…)
無事、恐怖の八丁トンネルを抜けると一面真っ白!

すぐそばにあるトンネルも霧で見えにくくなっています。
相変わらずここは霧が多い場所です。
ちなみにここで標高1200m以上でした。

東屋とかありましたが、この霧の中で一人という状況、周辺に漂うなんか重苦しい雰囲気はかなり嫌なので志賀坂峠に向かって下り始めます。
このあたりでは雨が本降りになっており半そで、レーパンしかも素手という山を舐めた格好の私は寒さに震えながら下ります。

広河原逆川林道よりも荒れて落石が多く、なおかつ路面が濡れているので慎重に走ります。
しばらく進むとリアからシュ~~というこのシチュエーションでは絶対に聞きたくない音が聞こえてきました。
そう、パンクです orz
仕方ないので雨の中修理を開始します。
反対から来たバイクの方がこちらをチラリと見て登って行きます。
なんとか修理完了して、ブレーキシューの削れたカスで真っ黒になった手を近くにあった湧き水で洗っていたらさきほどのバイクの方が戻ってきました。
わざわざ心配して引き返して来てくれたそうです。なんとも嬉しい心遣いでした。
いつも定峰とかで煩い音で集団で無謀な走りをしているバイクを見てバイクの印象がかなり悪かったのですが、今回のような親切な方もいるんだなぁと思いました。
パンク修理も完了し、志賀坂峠へ下り始めます。
もうパンクは嫌なのでさらに慎重に走って、やっとこさ志賀坂峠に下って到着。

いやぁ、なんかホッとしました。

志賀坂峠でも山奥なんですけどね(笑
ここからはほとんど下り基調。

快調に飛ばしたいのですが、冷え切った体にはこの下りも地獄でした。
まるで富士ヒルクライムの下りの再現でした。
標高が下がるにつれて気温も上がってきて、なんとか小鹿野の入り口に到着。
コンビニでタオルと食い物を購入して一息つきます。
ここで距離&時間&体力的に自走帰宅はヤメにします。(そもそも自走帰宅なんぞ考えていなかったのが事実)
小鹿野を出発して299を進み、秩父駅に到着。
ここから電車の人になって無事日が暮れる前に帰着しました。

しかし、初めて秩父鉄道に乗りましたが、なかなかのどかで良いですね。
ガッタンゴットンという電車の音が懐かしかったっす
今回のコースですが、そんなに厳しい坂もないのでツーリングにはもってこいって感じでした。
紅葉の時期に再度走ろうと思います。
でもあの八丁トンネルはもう絶対に一人では走りたくないです(笑
つーか、あのトンネルは自転車用のHIDライトでもないと本当に危険だと思います。
方向感覚がなくなり壁に激突なんてのも充分考えられますからね。
でも、自転車でのんびりツーリングはやっぱ楽しいっす。
輪行も慣れたのでこれから行動範囲が広がりそうでワクワクしちゃいます。
本日の反省点
1.補給食は多めに
あの辺りに店は皆無です。鉱山にジュースの自販機はありますが固形物はありません。
2.寒さ対策は万全に
慌てて出発したので半そで&レーパンという夏のような格好でした。完全に寒さにやられました。
おそらく八丁あたりは気温一桁だったと思います
☆本日の走行距離☆
110.78km
【22:50追記】
過去にこの周辺を車で走った時の本家のWEBページを見ていたら、きーじぇいさんと初めて遭遇した時のものでした(笑)
いろいろな楽しい自転車関連BLOGを見てみよう!
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