おやぢの上野村ツーリング2
さて、ひゃくさんからの「嘘つき、ウソツキ、うそつき、嘘つき、ウソツキ、うそつき、キツツキ」という強烈なテレパシーを受けながら、おやぢ2人は最後の最後にあった上り坂をボロ雑巾のようになりながらも制して待望の宿であるすりばち荘に到着しました。

自転車を物置に置かせてもらい、即入った温泉で癒され、疲れた体でレーパン&ジャージ&靴下&グローブを黙々と洗い、待望のビールを飲み始めてやっと一息付きました。
しかし、横になっていると定期的に2人ともいきなり悶え始めます。
そう、太ももを攣ってしまうのです。
やはり、今回のツーリングは足にかなり負担を強いたようです。
自転車に乗った後、足を攣るのは初めての経験です。
ビールを飲みつつTVを見ながら、2人して悶えている間に待望のお食事タイムとなり食堂へ向かいます。

今晩のメニューは焼きたての鮎の塩焼き、小鉢が数種、そしてこのあたりの名物である猪豚鍋がメインディッシュです。

もちろんここでもビールは必需品!
天ぷらに付ける宿オリジナルの辛味噌が美味でした。
食事を堪能していると宿のご主人が横に座りいろいろと話始めます。
どうやらここの温泉は鉱泉で、風呂場にもうひとつあった謎の浴槽の水が源泉とのこと。
この20℃ちょいの源泉に浸かってから暖めたお湯に入ると体の疲れている部分がチクチクして疲労回復になるというお話。
ご主人曰く「うちに泊まって疲労を残して帰る人はいねぇ」との事です。
また、上野村は日航ジャンボの墜落した御巣鷹山のふもとでして、墜落したときはかなり大きな爆発音が聞こえたとのことです。その時の話などここでは書けないようなお話も聞けました。
まぁ、一部突拍子もない仮説もありましたが(笑
しかし、この村も高齢化の波が押し寄せ、この宿の主人でさえ若い方という話にはびっくりしました。
また都会ではあまり思わない、政治と地域の発展のリンクを考えさせられました。
そんなこんなで楽しい食事タイムを過ごし、さきほど教わった入浴方法を実践すべく風呂に向かいました。
20℃の源泉はかなり冷たいのですが、なれてくると暖かく感じるようになり、その後お湯に入ると確かに足がチクチクしました。
私、ひゃくさん、もう一方同宿人と冷めてぇーなどと騒ぎながら入浴を楽しみました。
まるで子供ですな。
風呂から上がりTVをまったり見ていると、睡魔が遅いおそらく21:00くらいには寝てしまったと思います。
きっと鼾がうるさくてひゃくさんにご迷惑をかけてしまった事でしょう。
すいませんです。
翌朝はじじいの本領発揮で6:00前に目が覚めました。
しかーし、私よりお歳を召しているひゃくさんは一枚上手で、既に外へ出て自転車掃除&散歩に出かけておりました。
さすがです。
私も昨日、雨で汚れた自転車を軽く洗車しました。やはり雨の中を走ったのでブレーキシューが結構減っております。

その後、付近を散歩しましたが、川のせせらぎ、鳥の鳴き声、山々にかかる幻想的な霧などでほんと気持ち良い朝でした。



ちなみに温泉効果か足はだいぶ疲労回復したようです。
7:00から朝食をたらふく頂き(本当は8:00からだったらしい)、ご主人と少しお話をして準備をして出発です。

出発間際にに自慢の鉱泉を飲まされましたが、味は…
今日のコースは昨晩の疲れからヘタレ同士の暗黙の了解で輪行で帰ることにしますが、上野村近辺は山に囲まれて鉄道なんぞ走っておりません。
神流川沿い藤岡方面に戻るか、塩ノ沢峠方面へ向かい下仁田に向かうか迷いましたが、神流川沿いはアップダウンがあるだろうということと鉄道の駅まで遠いので、塩ノ沢峠方面へ向かい最近できたトンネルで一気に南牧村に出て下仁田に向かうことにしました。(塩ノ沢峠を越える勇気はありませんでした)
上野村には299号線が一直線に走っておりますが、宿のご主人曰く「旧道の方が距離はあるけどアップダウンが少ない」という話なので旧道で上野村を縦断します。



これが正解で車も走らない木陰の多い雰囲気のある道をサイクリング気分で進むことができました。



村の外れのぶとう峠方面の分岐を越え、十国峠の分岐を右折して塩ノ沢峠へ向かいます。

途中で林道オタクしか興味が沸かない林道テルビス号を発見しました。
こういうのを発見するのもスローな自転車のおかげなんでしょうね。

渓流沿いを淡々と上り坂が続き、目の前に急な坂が出現して「もう駄目だ…」と思ったところに待望のトンネルが現れました。
これはマジでうれしかったです。

距離は4km弱の綺麗なトンネルです。
100円ショップで購入したテールランプを点滅させてトンネルへ入りますが、入ったとたんに下り坂!途中やたら飛ばすマナーの悪いバイク集団に抜かれましたが(こういうので一段とバイクの集団へのイメージが悪くなるんだよなぁ、あれじゃ暴走族と変わらないね)、車の邪魔にもならずトンネルを突き抜けることができました。
トンネルを出ても結構急な下り坂&カーブ、途中で警官が何かをやっていてスピードの出しすぎで注意されるかと思ったところ「昨日、ここで人が死んだから気をつけて!」と縁起でもないことを言われ、急に慎重になって下ります。
いやー、これだけ下りが続くとブレーキを握る手が疲れてきます。
その後、南牧村の道の駅まで一気に下り、ここで休憩して地図を確認して上信電鉄の下仁田駅へ向かいます。
ここからもほとんど下りで、ほどなくして駅に到着。
高崎行きの時刻を調べると約45分後なので、のんびり自転車を解体して輪行袋に収納します。

その後、ひゃくさんが弁当とビールを仕入れ、11:12発の高崎行きに乗車しました。

そしてロングシートの電車の中でビールで乾杯!


しかし、ローカル線だけあって揺れる揺れる、車両の隅に置いておいた自転車が倒れてしまいました。
ちなみにこの上信電鉄はサイクルトレインとやらで時間によってはそのまま自転車を積み込めるようです。

約1時間で高崎に到着し、高崎線に乗り換え大宮へ向かいます。
この電車に乗って気が付いたのですが、熊谷から大宮って電車でも結構時間がかかるんですね。
この距離を自転車で走ってる私たちって…
約3時間弱の鉄道の旅を終え、無事大宮駅に到着しました。しかし埼玉は暑い…
暑い中、駅前で自転車を組み立てて自宅へ向かいます。自宅までは10km程度です。
途中でひゃくさんとお別れして、黙々と自宅を目指しますが凄い強風!
治水橋では横風で飛ばされそうになるし、向かい風になると15km/hも出ない orz
最後の最後でボロボロになりながらも近所でビールを買い込んでなんとか帰宅しました。
ロードでスピードを楽しんだり、距離を稼いで走るのも有る意味楽しいですが、やはり私はこのようなツーリングが
一番いいなぁと感傷に浸りながら自宅でビールで乾杯をするのでありました。
------------------ あとがき --------------------
今回のコースは秩父市内を除き山が多く気持ち良いのでオススメだと思います。たぶん…、きっと…
ぜひ皆さんも挑戦してみてください。
ただ剛脚さん以外は日帰りは辛いのでやはり上野村あたりで一泊が無難かと思います。
また今回の教訓は「背中に背負うな!」が全てでした。
以前より背負うのは止めた方がいいという話は耳が痛くなるほど聞いてましたが、着替え程度なので大丈夫だろうと軽く考えていました。
しかし、こんなに辛いものだとは思いませんでした。
肩は凝るし、ケツは痛くなるし、腰も痛くなるで大変でした。途中で投げ出したい気分でした。
できれば宿に送ってしまうか、フロントバッグなどを付けて行ったほうがいいと思います。
最後に今回ご一緒した、ひゃくさん、いろいろとありがとうございました!
自転車ツーリングはやっぱ楽しいですね!また行きましょうね
そして最後の締めの言葉は
雑誌の記事には騙されるな!
これが何を意味しているかは各自で考えてくださいまし。(笑)
ちなみに誘われても私はもう行きません
☆走行データ☆
総走行距離 181.01km
総走行時間 9時間58分32秒
平均速度 18.0km/h
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コメント
がはは!楽しかったねぇ!しかしバックパックには参った!もう二度と背負わないもんね、
ドイタースーパーバイク!(恥)
投稿: ひゃく | 2005/08/22 21:20
やっぱり背中に背負うのはNG…生の声ですね。楽しそうな場所ですが、距離がありますね~。生の声といえばもう一つ私も雑誌の記事の通りだったところを知りません。ガハハ。
投稿: ばっちゃん | 2005/08/22 21:38
おや~?下仁田の駅が綺麗になってる~!
上信電鉄は日本で数本の指に入るほど高い路線なんですが
ローカル度合いが高くて旅行なら許しちゃう範囲ですね。
あかさん達ならモーマンタイで高崎まで行けたと思いますが
たまには単線ローカルでの輪行もオツなんもんでしょうねw
やっぱり荷物は「腰に付けても背中に背負うな」ですよ。
何はともあれ道中無事で何よりです。
投稿: nakacya | 2005/08/22 21:53
上野村、行きたかったですが、読ませてもらってつくづく行かなくて良かった・・・と思いました。
雑誌の記事は信じちゃだめですね。
でも旧道の雰囲気はいいですねー。ここだけでも行きたいなぁ。
投稿: ussy | 2005/08/22 21:56
ホントお疲れ様でした~。
話を聞いてるとご一緒できてたらな~と羨ましい気分です。
車もそれほど多く無さそうですし、一泊サイクリングには最高だったのでは?
でも荷物の問題は大きいですよね。
僕も先日はヒップバッグにゴチャゴチャと入れて帰りましたが
後ろから引っ張られるような感覚で肩・腰がパンパンでした。
※電車の中にある運賃箱がシュールですね(笑)
投稿: 鹿之助 | 2005/08/22 22:01
ひゃくさん
ドイターのスーパーバイクは今後押し入れの肥やしとなることでしょう。
ばっちゃん
背負うのがこんなに疲れるとは思いませんでした。もう2度と背負いません。
雑誌は嘘つき、これ今回の教訓
nakacyaさん
あの写真は駅ではなく駅前にあるバス停の待合室です。
1時間乗って1080円は妥当かな?北総開発鉄道の方が全然高いと思う
ussyさん
某誌には初心者に近い女性が楽に完走したような記述で書いておりましたが、その女性のポテンシャルが凄くて我々がお粗末すぎるのか不明ですが決して楽ではありませんでした。旧道はほんと良い感じの道でしたよー
鹿之助さん
やっぱ一泊で行くとゆっくり話しもできるし、行程的にも余裕があるので気分的に楽です。日帰りだと時間を気にしちゃうしね。
上信電鉄はワンマンだったので時間によっては料金箱を使うのかもしれません
投稿: あか | 2005/08/23 10:16
泊まりはいいねぇ。うらやましい。
背中に背負うのは慣れですね。TETはたいていなんか背負ってますねぇ。
猫背になって、その上に乗っけるようにするのがコツですね。
投稿: TET | 2005/08/23 13:31
TETさん
泊まりはやっぱ楽しいっすよ。晩飯を食いながらのんびりビールを飲むのは天国っす
投稿: あか | 2005/08/23 23:55
あかさん、
1泊旅行堪能されたようでよかったですね。きっともう「次は何処」て云う状態だと思います。折角お誘い頂いたのに、申し訳ありませんでした。1泊がネックになっちゃいまして。
日曜日の風には僕達も悩まされました。
>雑誌の記事には騙されるな!
これ僕騙されかかってました。
投稿: kazu | 2005/08/24 19:12
kazuさん
まいど!一緒に行けなくて残念でした。
今回はコースもあれですが、一泊したことでとても楽しかったです。
なかなか皆さん、一泊するのは難しいかもしれませんが忘年会と称してどっかへ一泊ツーリングしたいですね。
その方がゆっくりお話できますしね!
投稿: あか | 2005/08/24 19:45
ワタシはこれ付けてます。
http://www.topeak.jp/carrier/car035.html
泊まりで出かけたことはないのですが、電車で戻ってくるときの着替えなんかをバックに入れています。
ワンタッチで取り付けできるから結構便利ですよ。
投稿: ふぉあぁ | 2005/08/24 20:38
こんにちは。旅日記、トラックバックさせて頂きました。
関係性が薄いと思われた場合は削除して下さい。
写真がとっても綺麗で、読んで行ってみたくなってしまいました。
バカMVP管理人
投稿: hana | 2005/08/27 03:34
hanaさん
こんにちは。日本一週してるんですね。こういうことは時間がある今しかできないと思いますので頑張ってください。
ちなみにTBはなぜか来ておりません。決して削除した訳ではないので、念のため
投稿: あか | 2005/08/27 09:26